ボーダーライン

アラン・ベジェルの監督デビュー作。広田レオナが特別出演。

入院中の仲間を見舞おうと病院を訪ねた4人の青年。しかし、友人のロマンはその日、亡くなっていた。父親から彼の遺品としてビデオを渡された4人は、そこに「僕の遺体をペニスに運んで火葬してほしい」という生前のロマンからのメッセージがあることを知る。4人はその遺言を叶えるために、病院から彼の遺体を盗み出す。そこに丁度、ロマンの妹ニナが現れ、事情もよくわからぬまま彼女も4人の車に乗り込む。遺体の盗難に警察も動きだし、その捜索からロマンの父親は彼らの目的を知り、列車でベニスに向かう。その列車の中で知り合った不思議な日本女性アキコ。彼女が睡眠薬自殺を図ろうとしたことをきっかけに、2人は奇妙な旅の道連れとなる。やがて2人はベニスに到着、その頃4人の青年とニナはロマンの遺体を火葬しようとしていた。


映画情報

邦題:ボーダーライン
原題:Mille bornes

監督:アラン・ベジェル
出演:エマ・ドウ・コーヌ、ピエール・ベリオ、ラファエル・クレプセール、ニコラ・アブラムジャン:ブリュノ・ソロ、アラン・ベジェル、広田レオナ

1999年/103分/フランス