仕事も恋愛もうまくいかず、絶望するコラムニスト、ディディエ。そんな彼が自らの過ちに気づき立ち直ってゆく過程が描かれる。
ディディエは主張はするがいつもやる気のないコラムニスト。観てもいないボスニア映画の批評を軽い気持ちで記事にしたことから彼の人生は急降下。ちょっとした喧嘩がもとで恋人ジュリエットは他の男のもとへ去ってしまう。途方に暮れるディディエの前に不思議な娘オーレリーが現れる。2人の女性の間で心が掘れ動くディディエ。さまざまな出来事を通してディディエは何の犠牲もなしに記事を書いたり人を愛したりできないのだということを学んでゆく。
映画情報
邦題:ロベールとは無関係
原題:Rien sur Robert
監督:パスカル・ボニツェール
出演:ファプリス・ルキーニ、サンドリーヌ・キペルラン、ヴァレンティナ・チェルヴィ、ミシェル・ピコリ
1999年/97分/フランス