東洋の魔女

LES SORCIÈRES DE L'ORIENT

日本で最初のオリンピックが開催された1964年。次々とメダルを獲得していく日本人の姿に国民たちは熱狂し、なかでも、圧倒的な実力を見せたのが女子バレーボール代表だった。世界から「東洋の魔女」と恐れられた日本代表チームは、圧倒的な強さで勝ち進み、決勝で最大のライバル・ソ連代表を破り金メダルを獲得。
その偉業は、金メダル獲得以上に、戦争の影を引きずる日本社会に再び自信と誇りをもたらした。その後、空前のバレーブームを巻き起こし、「努力、友情、秘密兵器」を定式とする「スポ根」ジャンルの興隆へと繋がっていく。
「東洋の魔女」が真に成し遂げたものとは何だったのか?その秘密が今、解き明かされる。

スタッフ&キャスト

監督:ジュリアン・ファロ

1978年生まれ。パリ在住。現在、フランス国立スポーツ体育研究所(INSEP)の映像管理部門で働く。INSEPには膨大な量の16ミリフィルムのアーカイブがある。個性的で超人的なパワーを持つアスリートたちに焦点を当て、スポーツ、映画、芸術の架け橋となる映像作品を制作してきた。
初の長編作品『オリンピア52についての新しい視点』Regard neuf sur Olympia 52 (2013)は、1952年のヘルシンキ・オリンピックの記録映像であり、クリス・マルケルの(幻の)初監督作品としても知られる『オリンピア52』を、マルケル本人の了承を得て再構築したドキュメンタリー映画である。日本では2013年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映された。
長編2作目の『完璧さの帝国』L'Empire de la perfection (2018)は、アメリカの伝説的なテニス選手ジョン・マッケンローを追ったドキュメンタリーであり、ナレーションをマチュー・アマルリックが務めた。この作品はカイエ・デュ・シネマ誌など、各紙で批評家から絶賛を受けた。日本でも2020年にアンスティチュ・フランセ東京で上映されている。本作が長編3作目となる。

プロデューサー:ウィリアム・ジェアナン
撮影:山崎裕
音楽:ジェイソン・ライトル

キャスト:クミコ タニダ、ヨシコ マツムラ、ヨウコ シノザキ、カツミ マツムラ


映画情報

邦題:東洋の魔女
原題:LES SORCIÈRES DE L'ORIENT

制作年:2020
制作国:フランス
言語:フランス語
画角:シネマスコープ
時間:100分
ジャンル:ドキュメンタリー
配給:太秦

2021年12月11日(土) ユーロスペース 他順次公開
公式サイト

<映画祭>
・FIPADOC 2021 (フランス)
・第50回 ロッテルダム国際映画祭(オランダ)
・第28回 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭(イギリス)
・第69回 メルボルン国際映画祭(オーストラリア)
・第22回 全州国際映画祭(韓国)
・第20回 MoMA ドキュメンタリー・フォートナイト映画祭(アメリカ)
・第24回 バルセロナ国際ドキュメンタリー映画祭(スペイン)
・第18回 リスボン国際インディペンデント映画祭(ポルトガル)