マーヴィン、あるいは素晴らしい教育
© Courtesy of Mars Films

「夜明けの祈り」(16)のアンヌ・フォンテーヌ監督作。第74回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門出品作品。

マルタン・クレモン、本名マーヴィン・ビジュー。彼は、逃げた。田舎の小さな村から、支配的な父親から、母親の諦めから、逃げた。”人と異なること”で孤立し、いじめられること、寛容のなさや否定されることから、逃げた。だが、予想に反し、彼は仲間を見つけた。中学の校長で、彼に演劇を紹介し、後に彼を養子に迎えるマドレーヌ・クレモン。彼の指導者であり、彼がステージで彼の物語を紡ぎだすことを導いていく、アベル・ピント。そして、彼の作品がプロデュースされるよう手助けし、作品に命を吹き込むイザベル・ユペール。マーヴィン/マルタンは、この作品を創り上げるためにすべてをかける。この作品は、成功以上のものを意味する。これは、彼の再生への道なのだ。
『夜明けの祈り』『ココ・アヴァン・シャネル』のアンヌ・フォンテーヌ監督作。


映画情報

邦題:マーヴィン、あるいは素晴らしい教育
原題:Marvin ou la belle éducation

監督:アンヌ・フォンテーヌ
出演:フィネガン・オールドフィールド、グレゴリー・ガドゥボワ、ヴァンサン・マケーニュ

2017年 フランス映画115分

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