畏れ慄いて

Amélie Nothombの同じタイトルで出版の原作(自伝的小説)が映画化されたもの。

『羽田さんは大町さんの上司で、大町さんは斎藤さんの上司、斎藤さんは森さんの上司、その森さんは私の上司。そして私、私は誰の上司でもなかった。言い方を変えてみましょうか。私は森さんの指図で動き、森さんは斎藤さんの指図で動き、以下同様、しかも、指図はヒエラルキーの梯子段を抜かしながら降りてくることもあった。つまり、弓元社での私は全員の指図に従ったってわけね』


映画情報

邦題:畏れ慄いて
原題:Stupeur et tremblements

監督:アラン・コルノー
出演:シルヴィー・テスチュ、辻かおり

2002年/107分/フランス