約束の旅路

イスラエル政府の主導で敢行された“モーセ作戦”の史実をもとに、ラデュ・ミヘイレアニュが描いた“人間愛”のドラマ。ベルリン映画祭でパノラマ部門観客賞を受賞した。

1984年、スーダンの難民キャンプ。ユダヤ教エチオピア人はイスラエルへ移住できると聞いた母親は、9歳の息子の命を守るためにユダヤ教だと偽らせ、息子だけがイスラエルへ渡ることに。シェロモというイスラエル名をもらった少年はフランス系ユダヤ人夫婦のもとに引き取られる。養父母はシェロモに惜しみない愛を注ぐが、シェロモは偽りの身分に思い悩む。やがて成長したシェロモ(シラク・M・サバハ)は難民の命を救う医師を目指すが…。


映画情報

邦題:約束の旅路
原題:Va, Vis et Deviens

監督:ラデュ・ミヘイレアニュ
出演:ヤエル・アベカシス、ロシュディ・ゼム、モシェ・アガザイ、シラク・M・サバハ

2004年/140分/フランス
配給:カフェグルーヴ,ムヴィオラ
2007年3月10日公開
フランス映画祭公開タイトル:行け、生きろ、生まれ変われ