あるいは、裏切りという名の犬

セザール賞で作品賞、監督賞、脚本賞を含む8部門のノミネートを獲得!元警察官だった監督のオリヴィエ・マルシャルが実際のエピソードを映画化。元警察官だった監督のオリヴィエ・マルシャルは、自身の経験から、実際にあったエピソードを基に脚本を書き、監督した。フランスでは大ヒットとなり、セザール賞で作品賞、監督賞、脚本賞を含む8部門のノミネートを獲得した。その巧妙な物語とダイナミックな展開が買われて、アメリカでリメイクされる企画が進んでいる。

1980年代のフランス、パリ。パリ警視庁はシテ島オルフェーヴル河岸36番地にある。長官が近々引退するので、部下からの人望厚い正義感溢れる二人の警視が長官候補として挙がっていた。かつて親友同士だった二人は同じ女性を愛し、微妙な関係となっていた。折りしも、パリに現金輸送車強奪事件が起こる。二人の確執がもとで、引退間近の刑事エディを殉職させてしまう。哀しみにくれるパリ警視庁、エディの葬儀は厳粛に行われた。そして、二人の確執は更なる悲劇へと向かっていく・・・。


映画情報

邦題:あるいは、裏切りという名の犬
原題:36 quai des orfevres

監督:オリヴィエ・マルシャル
出演:ダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルデュー、アン・コンシニ

2004年/110分/フランス
配給:アスミック・エース
2006年12月16日公開
フランス映画祭公開タイトル:パリ警視庁/オルフェーヴル河岸36(仮題)