マスター・オブ・シネマ

マスタークラス後に記念撮影

 
マスター・オブ・シネマ「愛を見つめ続けること、生を撮り続けること」
開催日:2019年6月22日(土)14:45
開催場所:早稲田大学

ゲスト:クロード・ルルーシュ(フランス代表団・団長/『男と女 人生最良の日々』監督)
MC:土田環(早稲田大学)
通訳:福崎裕子
協力:早稲田大学GEC/基礎理工学部表現工学科

この日は大雨にもかかわらず、会場には約250人もの学生が詰めかけた。
MCがクロード・ルルーシュ監督に“音楽の役割”について言及。「私は、音楽を主演俳優のように考えている」と述べ、「知性に訴えかける脚本と感情に訴えかける音楽がマッチしてこそ、素晴らしい映画が完成する」と自らの作品の話も入れ込みながら、丁寧に答えていた。また、「“映画の十戒”というものがあるならば、第一にくる戒律は“キャスティングは自分でやれ”ということだ」と断言。「私の作品では、自分の人生で実際に会ったことのある、存在する人物がそのままキャラクターに反映されている」ということを説明。「私にとって、生きていることと、映画の撮影は同義語であり、私にとって、映画の中の大スターは“現在”という存在である。今、こうやって映画とともに生きていることに、心から感謝している」と述べ、最後は学生達からの熱心な質問やサイン攻めに会い、濃厚な時を過ごした。
 

マスター・オブ・シネマ

マスタークラスの様子

 
マスター・オブ・シネマ

学生たちに笑顔で語る

 
マスター・オブ・シネマ

歓声にこたえて